海揺録

自律とか、自由とかが、たぶんテーマです。以前は、精節録というブログ名でした。

「錯誤者の判断」と「背理的証明」

「間違っている者」の言っている「間違い」の指摘というのは、ほぼ全て、当然の帰結としてそもそも間違っているのであり、つまるところ、逆にその対象の「正しさ」を強烈に後援しうる証左となるのだ。

 

碌でもない連中から「お前は間違ってる」とか「君は変だよ」などと言われているとき、君の神様は「その道を進め。君は素晴らしい。」と強く背中を押してくれている。その神とともに示される眼前の道に集中しよう。

 

なるほど。錯誤の狂人たちは「正しさ」の証人なのだ。

背理的であるが故に、客観的な確度の高さを窺い知れる。

よって、自信を強めることができる。

 

幽体離脱した君が、君を見て言っているのだろう。

「いいぞ。もっとやれ。」