頭の習慣に、心がそっと石を置いて、流れを変える。
外には春の長雨が降りしきる。
水流は、無為の湖へと合流し、その時を待つ。
植えていた種が、水を浴びて、眠い目を擦る。
風が、空気の時代を変える。
古いものは新しく。
風がやめば、空気は文化になる。
新しいものは古く。
太陽の光の受け方で、空気は温度を変える。
温度は対流をうながし、風を呼ぶ。
どんな瞬間も、望まれてそこにあり、
次の瞬間の意味につながっている。
だから我々は、意味のために生きなくていいのだ。
生きたいように生きて、そして死ぬ。
それが本望の意味だ。