精節録 —オナ禁で得た知見—

依存や自律というものと向き合う中で考えたことを書いています。もしも、同じようなテーマについて考えている方がいれば、僕もその一人なので、共に考えていけたらとても嬉しいです。

自らで道をつくるのか。その目の前にある道を歩むのか。

自由を失う生活に慣れ親しんだものは、自己決定に伴う苦悩や、必要とされるエネルギー、そして、なによりも創造力の不足、そういった事柄に耐えられなくなる。不自由は実のところ楽である一面も強い。行動に制限があり、判断の範囲は極めて狭いから。自由は…

エロとの付き合い方(5)

同じように酒を嗜んでいても、 酒に溺れる人もいれば、溺れない人もいる。 同じようにタバコを吸っていても、 それを適度に嗜める人もいれば、やめられなくなる人もいる。 ギャンブルに手を出したとしても、 それを楽しみの範囲でやれる人もいれば、自らを破…

分からないこと

分からないことがあろうとも、時は進む。 時が進めば、ことは流れていく。 時の流れに従って記憶は風化され、美化され、それぞれに変わる。 時には無為が、あらゆる有為よりも素晴らしいことがある。 しかし、それがいつなのか、分からない。 ふと、何として…

まなびを得るために必要な性質

自主的であること。 まじめであること。 まなびを得るために必要な性質を、経験から思い返してみると、 このふたつが確かにそうであるなと感じる。 もし、何からもまなびを得ることがなければ、何も変わらずに日々を送ることになる。 もしかしたら、それでも…

気取りの理由。

何者でもないことに対して、 何かこう圧力を感じるのはなぜだろうか。 それは、自分の内部から湧き出て来ているのか、 それとも、何らかの視線なのか。 よくわからないけれど、どうにか形だけでも取り繕っていないと、 何か人として生きていて十全ではないよ…

積み重ねていくこと。

難易度の高いことに挑戦し続けていく。 答えの無い工夫を繰り返していく。 道程が困難を極めるほど、その過程で得られるものは大きい。 気がつけば、様々にできることは増えているが、しかし、問題となる壁については、まったく壊すことができていないような…

オナ禁の意味

結論からいくと、それは自己評価と自己批判にある。 自らを評価する尺度は、はたしてどこに存在するのだろうか。それは、他人や社会が用意した物差しで事足りるような画一化されたものではない。自らは、自らで評価して、前と思う方を前として進んでいくこと…

エロとの付き合い方(4)<自慰の分析>

なぜ、自慰の依存性が、非常に高いのか、細分化しながら考えてみたいと思う。 手軽さ 快楽量 コストパフォーマンス 自由度の高さ 精神安定 新しさ タブー 唯一性 反動の分割 まとめ <手軽さ> 何よりもまず、手軽である。趣味は人それぞれあるに違いないが…

運の流れ方

感情の流れとともに運も流れ来る。喜怒哀楽の変化のあり方によって、運ばれてくる「何か」も変わる。 真面目さ。ひたむきさ。素直さ。愚直さ。正直さ。優しさ。まさに、形容詞。ある容れ物の中には、それに合った「何か」が流れて来て、その中におさまる。 …

循環とは平等、成長とは支え合うこと。

すべての性質は、乗り物に付随する。乗り物は性質を降ろしては乗せ、それを繰り返す。すべての乗り物は、その構成の一部に注目するなら、同じものでつくられている。乗り物は世界を回る。ときには、くっつき。ときには、はなれ。それを繰り返す。小さな乗り…

まだ解けない問題が、一番面白い。

能力や知性の階段を上がるにつれて、徐々に難解だと感じるそのレベルも上がっていく。今は解けない問題も、明日には解けるかもしれない。あるいは1年後には解けるかもしれない。 心に秘めた未解決の問題ほど、自分を苦しめ、そして楽しませてくれるものはな…

エロとの付き合い方(3)

過去、体型を改善するために、自身の本能を精神力が上回り、餓死をした人がいるという。彼の理想は、死にあったのだろうか。 (真偽の話は置いておこう。) さて、本題。 エロを求める本能を、仮に精神力によって克服したとしたら、僕らに何が起こるのだろうか…

エロとの付き合い方(2)

代表的なダイエットの方法として 「断食」がある。 エロ禁の最もシンプルな方法も 単純に、エロを断つということだ。 しかし、人間はいずれ食べなければ生きていけないように エロも完全に断つことは難しい。 なぜなら、外に出ればそこら中に広告が張ってあ…

生き急ぐかどうか

何度も何度も繰り返すが 自分の人生は、自分の自由だ。 意思決定や選択、それに伴う責任、 全ては誰のものでもなく自分のものだ。 権力の圧力に騙されてはいけない。 自分がそれを無視するなら その力は何の意味も持たないからだ。 精神的な部分まで暴力に屈…

エロとの付き合い方(1)

エロとの付き合い方は あまり表立って話し合われることのない テーマであると思う。 しかし、オナ禁に取り組む者にとっては その範囲や程度、あるいは次元の話など 割と真剣に頭を悩ませるテーマでもある。 さらに言えば、あまりにも各人の プライベートな領…

一事を増やす前に、やれること。

現状で、取り組めることは どのくらいあるだろうか。 取り組めばいい結果が見えているにもかかわらず なかなか試みていないことは どのくらいあるだろうか。 毎日のように便利な商品は増えていく。 これはいい、と思って 購入する前などにぜひ考えたい。 そ…

地図はポッケにしまって。

やってみたいことにはきりがない。 一つ目の階段を上がれば さあ、二段目だ。 一つ目のトンネルを抜けようが 道に終わりはない。 一つ目の壁を乗り越えたら、 さらに大きな壁が立ちふさがる。 楽しい時はいいのだ。 段階的に進む喜びは大きい。 道中、厳しい…

オナ禁が全てではない。

オナ禁にのめり込んでいると リセットすることで 心理的に非常に大きな負担を強いるように なっていくことがある。 そんな時は もっと本質を見つめ直したい。 オナ禁というものは エネルギーを積み重ねる行為だ。 それ以下でもなければそれ以上でもない。 い…

忙殺のよしあし。

仕事に日常を費やすならば 確かに仕事は捗るし、事は進む。 しかし だからといって ぼーっとする時間の大切さを 忘れてはいけない。 新しい発想や視点は たいていそういう時間に 見つかることが多いものだ。 もちろん、直近の解決策ということには ほとんど…

悪魔の誘惑(2)

「悪魔は、人を訪ねるのにあまりにも忙しすぎるときは、その代理として酒をよこす。」 (ユダヤのことわざ) 「酒の害は酒が毒だからでなく、すばらしいが故につい飲み過ぎるからだ。」 (リンカーンの言葉) 喜びは 悪魔の誘惑を乗り越えたその先に 遅れてやっ…

悪魔の誘惑

悪魔がいると仮定しよう。 そう考えたら面白いから。 大悪魔の下で小悪魔が群がっている。 小悪魔たちは 人を落ち込ませたり、嘆かせたり、 争わせたり、堕落させたり、 そういうことをすると 大悪魔から褒められる。 小悪魔たちは褒められて喜ぶ無邪気な連…

個人とは何か

自分にとって重要なことは、他人にとってはそれほどでもないことがある。 これに関する誤認からの脱出、そして相互理解への出発は、価値観の違いという言葉で一応の終着がつけられるのかもしれない。 いや、そうなのだろうか。 一体、価値観の違いとはどんな…

"簡単"の主観性

誰かの簡単という言葉を 素直に受け取るとたいてい その大変さに驚く もちろん文字通りのこともあるが 今回扱う"簡単"はそちらとは区別したい 例えば 一番分かりやすいのは言語だ 10代の方に聞いてみよう 母国語を話すのは簡単かどうか さて、話を飛躍させよ…

知ってもいない

何かを読む 何かを聞く 何かを見る 感覚は能動的なようだが 実はそのとき 自身の行動自体は受動的なことが多い ゆえに、ついつい 勘違いを起こしてしまう 早合点が知ったつもりを引き起こし 知ったつもりは最悪 知ったかぶりに変わっていく 知ったつもりの弊…